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大型で非常に強い台風第11号の接近に伴う太陽光発電に関する注意喚起(第1報)

前回7月10日宮崎県を通過した台風8号は、東支那海で急速に衰え、幸いにも宮崎県に重大な影響を与えることはありませんでした。

8月5日現在フィリッピン東方海上にある台風11号は、950hPa、平均風速40m/s、最大瞬間風速60m/sと非常に強い勢力です。明日明後日にかけて発達する予報となっています。

11号はこの後、10日~11日にかけて、鹿児島県から宮崎県に接近することが予測されてます。

下記URLは、気象庁の台風5日進路予報です。現時点では、10日9時に屋久島と大隅半島の中間付近が予想進路の中心となっています。
http://www.jma.go.jp/jp/typh/14115.html

また下記URLは、アメリカ海軍の進路予報です。現時点では、9日9時に種子島の東方海上付近が予想進路の中心となっています。(米軍の時刻はGMT(Z)表示ですから、+9時間すると日本標準時(JST)となります。)
http://www.usno.navy.mil/NOOC/nmfc-ph/RSS/jtwc/warnings/wp1114.gif

双方の予測とも、台風11号の影響が宮崎県に及ぶ可能性は高くなっています。太陽光発電を設置された事業所、個人、建設中の請負事業者、発注者(事業所、個人)の皆様は、今後の台風情報に十分注意を払われ、事故の未然防止、事後の二次災害の防止対策に努めてください。

予測される被害は、次に様なことが想定されます。
1、太陽光発電設備のパネル(個々、ストリング単位、あるいはさらに大きな単位)の飛散・破損、それによる近隣への被害の拡大。
2、飛散・破損した太陽光発電が台風通過後に太陽の光を受けることで発電し、感電事故、火災事故を引き起こす可能性等。

これらのことを予防することは、太陽光発電を所有し運転される方々の責任です。万一の事故に備えて、販売施工業者、電気主任技術者の方々と連絡を密にし、対応可能なようにしてください。詳しくは、前回台風8号の際の下記URL2つの注意情報も参考にしてください。
http://www.himuka-ohisama.net/admin/?p=1029
http://www.himuka-ohisama.net/admin/?p=1082

破損した太陽光発電パネルの取り扱い上の注意は東日本大震災後に下記情報が出されています。参考にしてください。
http://www.jpea.gr.jp/pdf/t110318.pdf

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